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薄い動画になっていない?濃さで離脱を防ぐ3つの設計

vanweekendjpn
11月10日
読了時間: 4分

撮影が終わったスタジオで、ラモスがモニターの前から動かない時間がありました。画はきれいに撮れている、話している内容も間違っていない。それなのに、どこか間延びして見えるのです。「もう少し濃くできるね」。そのひと言で、その日の編集方針が決まりました。今回の動画でお話ししているのは、チャンネルが一気に伸びるかどうかを左右する“最初の設計”についてです。カメラでも編集ソフトでもなく、撮る前に決めておくたった一点が、結果を静かに分けていました。今日の撮影からすぐ試せる話ばかりです。

動画はこちらからご視聴いただけます🎥

最初に決めるのは、機材ではありません🎯

YouTubeを始めようと思ったとき、多くの社長さまがまずカメラやマイクを調べ始めます。もちろん機材も大切なのですが、伸びているチャンネルが最初に決めているのは「1本にどれだけの情報を入れるか」という設計のほうでした。ここが決まっていると、同じ10分でも見終わったあとの手応えがまるで変わってきます。

視聴者の方は、時間を使って見てくださっています。だからこそ「見てよかった」と思える密度があるかどうかを、無意識のうちに感じ取っておられるのですね。私自身、以前は丁寧に説明するほど親切だと思っていました。けれど丁寧さと間延びは紙一重なのだと、編集の現場で気づかされました。

実際、撮影前に「今日はこの3つを話します」と決めた日は、収録がぶれません。カメラの前で考え込む時間が減るので、編集で切る場所もぐっと少なくなります。設計というと堅く聞こえますが、やっていることは“話す中身を先に決めておく”、ただそれだけなのだと思います。

濃さの正体は、テンポでした⏱️

では“濃い”とは何かというと、情報の多さそのものではなく、次の話が気持ちよく出てくる状態のことでした。「えー」「そうですね」といった言葉の間、長い前置き、同じ説明の繰り返し。ひとつずつは数秒でも、積み重なると視聴者の集中はゆっくりほどけていきます。

編集で詰めるという方法もありますが、いちばん効くのは撮影前に話す順番を決めておくことでした。順番が決まっていると、迷う時間そのものが生まれません。台本に1行足しただけで編集時間まで短くなったときは、少し得をした気分になりました。

テンポとは、早口で話すことではありません。必要なことを、必要な順に置いていく。それだけで、同じ内容でも体感の速さがまったく変わります。ゆっくり話す社長さまの動画が最後まで見られているのは、まさにここが整っているからでした。

離脱は、退屈から静かに始まります🔍

視聴者の方は「つまらない」と声に出して画面を閉じるわけではありません。なんとなく指が動いて、気づいたら別の動画を開いている。離脱のほとんどは、その静かな形で起きています。

だからこそ、冒頭で「この動画は中身が詰まっていそうだ」と感じていただくことが効いてきます。その日の結論を先に見せる、何について話すのかを言い切る。たったそれだけで、視聴者の方は安心して続きを見てくださいます。

維持率のグラフには、数字の裏側にある小さな心の動きがそのまま写っています。ここで退屈させてしまったのだと読めるようになってから、企画の考え方がはっきり変わりました。

濃さは、撮る前につくれます✨

1本にどれだけの学びを入れるか。どの順番で話すか。冒頭で何を先に見せるか。この3つは、すべて撮影ボタンを押す前に決められることです。特別な機材も、高度な編集技術も必要ありません。

逆に言えば、ここが決まらないまま撮り始めると、どれだけ良い機材を使っても動画は薄く見えてしまいます。最初の設計が、そのままチャンネルの伸び方になっていくのですね。

次の撮影の前に、紙は1枚で十分です。「今日伝えることを3つ」書き出してみてください。それだけで、動画の密度は驚くほど変わります🌱

ラモスマーケティング 近藤

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