YouTubeはまだ知らない?認識されるまでの3つの設計
「もう3ヶ月やっているのに、数字がほとんど動かないんです」。撮影が終わって照明を落としているとき、社長さんがぽつりとこぼされることがあります。手応えのある企画も撮れて、サムネイルも整えて、それでも再生数のグラフはほぼ横ばい。その表情を見るたびに、私はいつも同じことをお伝えしています。「それ、止まっているのではなくて、YouTubeがまだこのチャンネルを知らないだけなんです」。今回の50秒のショート動画は、その場面をそのまま切り取ったような一本になりました😊
動画はこちらからご視聴いただけます🎥
「魔の3ヶ月」は、実は潜伏期間です
企業チャンネルの世界では、開設からおよそ3ヶ月を「魔の3ヶ月」と呼ぶことがあります。投稿しても伸びない、コメントもつかない、社内から「本当に意味あるの?」という声が聞こえてくる時期です。ただ、この期間に起きているのは停滞ではありません。地面の下で根が伸びている、種まきのあとの潜伏期間です。実際、私たちがご一緒しているチャンネルでも3ヶ月目までは静かだったのに、4ヶ月目から急に問い合わせが増えたケースがいくつもあります。この時期をどう捉えるかで、その後の景色は大きく変わります🌱
企画とサムネイルのABテストで、土台が育ちます
潜伏期間にやることは、待つことではありません。企画の切り口を少しずつ変え、サムネイルの見せ方を試し、どのパターンにクリックが集まるかを観測する。この積み重ねが、チャンネルの土台になります。3ヶ月あれば、週1本でも12本、週2本なら24本の検証ができます。24回も試せば、「この会社の視聴者はここに反応する」という輪郭が必ず見えてきます。私は数字が動かない月ほど、実は一番濃い学びが取れていると感じています📊
YouTube側が、チャンネルを理解する時間があります
もうひとつ見落とされがちなのが、YouTube側の事情です。おすすめに載せるには、「このチャンネルはどんな人に届けるべきか」をプラットフォームが判断できる必要があります。動画が数本しかない段階では、その判断材料が足りません。本数が増え、視聴者の反応が蓄積されて、ようやくカテゴリが定まっていきます。つまり最初の3ヶ月は、私たちが土台を作る時間と、YouTubeが理解する時間が、ちょうど重なっている期間なのです。ここに気づいたとき、私はずいぶん気持ちが軽くなりました✨
「観測期間」と決めておくと、判断がぶれません
おすすめしているのは、始める前に「最初の3ヶ月は観測期間」と社内で共有しておくことです。目標を再生数ではなく、投稿本数やABテストの実施回数に置く。そうすれば、数字が動かない月でも「予定通り」と言えます。逆にここを決めずに始めると、2ヶ月目あたりで「向いていないのかも」という空気が生まれ、いちばん大事な助走の途中で足を止めてしまいます。続く会社と続かない会社の差は、才能ではなくこの一言の準備にあると感じています😊
伸びていないように見える時間は、伸びるための時間です。ABテストで土台を作りながら、YouTubeに自社を覚えてもらう。この2つが重なり終わったとき、グラフはちゃんと動きはじめます。今日撮った一本が、半年後の問い合わせにつながっていく。そんな場面を、私たちは何度も見てきました🌱
ラモスマーケティング 広瀬
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